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2017年12月01日 基本情報

カンボジアの宗教事情

概要

1. カンボジアの宗派構成

2. カンボジアの慣習

3. カンボジアの祭日について

1. カンボジアの宗派構成

カンボジアでは、憲法で国教が仏教(上座部仏教)と定められており、人口の大半を占める約98%が仏教を信仰しています。その一方、憲法では信仰の自由も保障されており、残り約1%がイスラム教、約0.5%がキリスト教を信仰していると言われています。その他、少数民族固有の宗教やアニミズムを信仰する人もいます。宗教全体の管理は宗教省が行っています。

1.仏教について

カンボジアでは出家して厳しい修行を積み、悟りを開いた者だけが救われるという考え方の上座部仏教が信仰されています。

もともとクメール王朝時代にはヒンドゥー教が国教とされていましたが、歴代の王が信仰する宗教によって国教は何度も変更され、13世紀中ごろに上座部仏教へと落ち着きました。この名残もあり、現在もカンボジアの寺院では仏教とヒンドゥー教が混ざったような歴史的建造物が多く見られます。カンボジア国王はカンボジア仏教の頂点とみなされています。

ポルポト政権時代にはすべての宗教活動が禁止され、寺院の破壊や、僧侶の虐殺が多く行われていました。内戦終了後には寺院の改修や増築が進み、仏教も復活しました。現在カンボジア全土にある仏教寺院数は3,700以上、僧侶の数は約63,000人にのぼります。

カンボジア人に善行とみなされていることとして男性は出家(一生に一度は数日~1年程度の短期間で出家を行う人が多い)、女性は出家が認められていない為、寺院への奉仕等があげられます。善行を積み重ねることが来世で幸せに生まれ変わることに繋がると信じる人が多くいます。寺院への寄進や貧しい人に対し物やお金を恵むことも日常的に行われます。

僧侶による托鉢は日常的に行われています。毎朝、門前を訪れた僧侶に寄進をし、手を合わせる人々の姿を至るところで目にすることができます。

「プチュン・バン」と呼ばれる日本と同様祖先の霊を祀る期間は、カンボジア人が非常に重んじている仏教行事です。祖先の霊を供養するためには7つ以上の寺院を訪れるのがよいとされており、多くのカンボジア人は故郷に帰り、家族皆で複数の寺院を回り、供物となるたくさんの料理をお金とともに僧侶に捧げます。

同様に、クメール正月の際にも寺院への参拝と寄進が盛んに行われています。

2.イスラム教について

カンボジアのムスリムの多くはベトナム中南部に起源を持つチャム族です。チャム族ムスリムは、モスクを中心に集落を成して生活しています。漁業を生業にしている人々が多く、プノンペンでは川沿いにムスリムが住む高床式住居が多くみられます。

2. カンボジアの慣習

人口の大半を敬虔な仏教徒が占めるカンボジアでは、外国人も以下の慣習を尊重して日々の生活を送りましょう。

寺院に足を運ぶ際は肌の露出を控えましょう。ノースリーブやショートパンツ、ミニスカートでは境内に入場できないため注意が必要です。

寺院内では帽子、スカーフなどで頭を覆う事は禁止です。

寺院参拝の際に仏像に触るのは厳禁。上に乗る、腕を回すなどして記念写真を撮ることは固く禁じられています。

仏教行事で寺院を参拝する際は、肌の露出が少ない白い衣装が正装とされます。

女性は僧侶に触れてはなりません。寺院だけでなく、街中でも僧侶に遭遇することが頻繁にあるため、女性は注意しましょう。

国王や王室関係者を誹謗中傷してはなりません。カンボジア人と王室について話す際、SNSを利用する際には十分に注意が必要です。

仏教とは別に精霊信仰も存在しているカンボジアでは「精霊が宿る場所」として頭を神聖な場所と考える人が多くいます。たとえ相手が子どもであっても、他人の頭に勝手に触れることは禁止されています。

3. カンボジアの祭日について

カンボジアは世界的に見ても祝祭日が多い国(毎年日本と比べ10日ほど多い)されています。カンボジアの祝祭日には大きく分けて以下の3つがあり、王室と仏教に由来する祝祭日も多くあります。

1.王室関連

・シハモニ国王誕生日祭、王室耕起祭、モニク前王妃誕生日、シハヌーク前国王追悼記念日(命日)、シハモニ国王即位記念日がある。

・シハモニ国王誕生日は5月14日であるが、王宮で祝典が行われるため、毎年前後1日を含めた3日間が祝日となります。

・シハヌーク前国王追悼記念日は、2012年10月15日にシハヌーク前国王が崩御されたことを受け、国王追悼日として翌年から休日となった。

2.仏教関連

仏教関連の祭日としては、万仏祭、仏誕節、プチュン・バン(万霊祭・お盆)があります。これらはすべて旧暦によって定まるため、太陽暦上の日付は年によって異なります。

仏教関連の祭日に公共の場での飲酒や酒類の販売が禁止になることはありません。

3.その他

その他には、虐殺政権(ポルポト政権)からの解放日、カンボジア正月、憲法記念日、パリ平和条約記念日、水祭り、独立記念日といったカンボジア独自の祝祭日のほか、インターナショナルニューイヤー(元旦)、国際女性の日、国際労働者の日(メーデー)、国際子どもの日、国際人権の日といった国際的な記念日についても祝日として定められています。

祝祭日については、追加変更になる場合があります。

祝祭日には官公庁や銀行、多くの民間企業は休業となります。祝祭日でも開いている店舗は多いですが、プチュン・バン(万霊祭・お盆)、カンボジア正月期間中には多くのカンボジア人スタッフが帰省するため、クローズする店舗が多いです。

カンボジアには華僑や中華系カンボジア人が多くいます。中国旧正月の期間に、中華系オーナーの中にはお店はクローズする人もいる為、注意しましょう。

 

 

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